導入前の課題
紙伝票ベースの業務フローのシステムでデータ構造に課題
旧システムは紙伝票ベースの業務フローをそのまま再現するために作り上げたシステムだったため、データ構造に問題があり、データの2次活用が上手く出来ていない悩みがありました。
また売上計上、請求書発行に特化したシステムでしたので、仕入や買掛金の管理ができないことも問題となっていました。
ハードウェアの保守が切れるタイミングでソフトウェアも見直しを図ることになり、再度1から構築するかパッケージ製品を導入するかを検討しましたが、最終的にADMANを導入する決断をいたしました。
導入前の決め手・効果
広告業に特化していてるための
カスタマイズのボリュームを抑えられる
導入を決めたのには、様々な理由がありますが、「広告業に特化している」「カスタマイズのボリュームを抑えられる」「業務フローの再構築がスムーズに出来る」という点が大きかったです。
一般的な販売管理システムは広告業の特殊な運用には適していないので、結構な量のカスタマイズ費用が発生します。
一方ADMANは広告業に特化したシステムなので、我々が欲している部分がパッケージ範疇に組み込まれています。よって最低限のカスタマイズで済むので、費用が抑えられたり、スムーズに導入が出来る点に魅力を感じ、ADMANを選定しました。
また、業務フローの構築にも課題を抱えておりましたが、ADMANのパッケージベースや広告業の他社運用事例を基に業務フローを構築できる点も決め手として大きかったです。
また、クラウド版に移行しましたが、懸念事項としていたシステムの処理速度もオンプレミス版で自社にサーバーがあった時より向上したように感じます。
改修事項等の納品もクラウド上で実施出来るため、より一層スピード感が増しました。
今後の展望
より一層使い勝手を良くしたい
最新版に搭載されていた「フォーキャスト機能」がより便利になると嬉しいです。
システム上で集計表やグラフが見えるのはとても便利ですが、ある程度切り口が固定されています。
営業担当が自分で見たい形に切り口を変更でき、データを見れるようになれば、より一層ADMANの使い勝手が増すかと思います。
※2024年10月1日 アップクロス株式会社はサイネット株式会社と吸収合併を行いました。