販売管理システム導入を検討のため比較を行っています。
どのような視点で比較を行えばよいでしょうか。
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販売管理システムは、自社の販売管理業務を効率化することのできるシステムです。
販売管理システムの導入メリットは、これまでExcelやスプレッドシートなどで管理していた情報をシステム上で管理することによって、個々人の作業効率や、企業全体の業務効率を改善することが期待できます。また昨今の働き方改革推進の影響から、各企業内の業務効率化の動きが活発化しており、
大企業向けの販売管理システムだけではなく、中小企業向けの販売管理システムや、クラウド型の販売管理システムも数多くあります。
これから販売管理システムの導入・検討をお考えの企業様向けに、販売管理システム比較のポイントをご案内いたします。1.自社の課題と販売管理システム導入・入替の目的を明確にする
販売管理システムの導入・入替に向けた販売管理システム比較を行う前に、自社内で明確にしていただきたいことがあります。
それは「自社の課題と販売管理システム導入・入替の目的を明確にする」ことです。まずは何が原因で業務が滞るのか、業務効率の改善が上手くいかないのか。
次に洗い出した課題、原因はどんな機能が搭載されている販売管理システムなら解決されるのか。
上記のことを事前に行っておくだけで、販売管理システムの比較はスムーズに行うことができます。さらに自社の課題、導入の目的を明確にする中で最も大事なことは、
エンドユーザーの意見を取り入れ、社内でコンセンサスを取っておくことです。販売管理システムの導入失敗の要因として、所管窓口の部署と経営層だけで決めてしまい、
エンドユーザーが置き去りにされてしまうケースが多々あります。
こういった後の混乱を避けるためにも、エンドユーザーを交えた上で
自社の課題とシステム導入・入替の目的を明確にすることが重要になります。2.導入を検討している販売管理システムが自社の業界・業務に適しているかを確認する
販売管理システムは、物販業向けの機能をベースとした製品が多く販売されています。
現在では、各業界・業務向けに開発された販売管理システムも多く見られるようになってきました。
それらの販売管理システムには、業界の商習慣や取引構造に対応した仕組みや、汎用的な機能が搭載されています。自社の業界・業務にマッチした販売管理システムを選ぶことで、導入時に発生する不要なカスタマイズ費用や導入後にシステムの仕様に業務を合わせるといった労力を削減することができます。
3.販売管理システムを機能面から比較する
実はこの販売管理システムを機能面から比較するという段階で、悩まれる企業様が多く見受けられます。
理由は販売管理システムの機能数に目を奪われてしまうからです。確かに機能が多い方が魅力的な販売管理システムに感じるかもわかりません。
ただしその分、余計な情報が多く複雑な運用になる可能性もありますし、
導入・運用コストも膨らんでしまう可能性も十分にあります。そこで参考になるのが1番最初にご案内した、
「自社の課題、原因はどんな機能であれば解決されるのか」です。
自社で定めた機能の要件を基準に比較をすると、機能数や他の情報による混乱を防ぐことができます。4.オンプレミス型とクラウド型のどちらの導入形態が、自社に適しているかを確認する
導入形態はオンプレミス型とクラウド型の2種類があります。
各導入形態にそれぞれメリット、デメリットがありますので、貴社がご希望される販売管理システムの運用に合わせて比較・検討し、導入形態をお選びいただく必要があります。オンプレミス型
・オンプレミス型は、サーバーを貴社内、または契約されているスペースに設置して、システムを運用する形態です。
◯オンプレミス型のメリット
- 1.システムに関わるインフラを貴社専用で利用できる
- 2.貴社のご要望・運用に合わせたカスタマイズがしやすい
- 3.社外からのアクセスを防ぎ、セキュリティーを担保する
●オンプレミス型のデメリット
- 1.初期導入費用が膨らむ
- 2.システムの導入に時間を必要とする
- 3.ハードウェアのメンテナンス等は自社での対応が必要となる
クラウド型
・クラウド型は、貴社内または契約されているスペースにサーバーを設置せず、webを通じてシステムを運用する形態です。
◯クラウド型のメリット
- 1.初期導入費用を抑えることができる
- 2.短期間でのシステム導入が可能
- 3.webに接続できる環境であれば、外部からでもシステムにアクセスが可能
●クラウド型のデメリット
- 1.システムに関するインフラを共有で利用する
- 2.社外のサーバーを利用するため、キュリティー面でユーザー側に不安が残る
- 3.webに接続できる環境が無ければ、システムにアクセスできない
5.販売管理システム導入後に受けられるサポート体制の確認をする
販売管理システムの導入・入替の際には、操作や運用が順調にいくかどうか、常に不安が付きまとうかと思います。
導入時の操作研修ではできたけれど、実際の運用では上手くいかない。
そういった際にしっかりとしたサポートが受けられるのかどうかも、大切な要素の1つです。当社では販売管理システムを導入・入替いただいた企業様に、専任の開発担当者がつき、貴社の販売管理システム運用をサポートいたします。
オンプレミス型とクラウド型では、サポート内容に若干の違いはありますが、お電話やメールでのご対応を行っております。6.販売管理システムの操作性を確認する
機能が充実していても、登録する情報が多く複雑である。
実際の業務フローにシステムを当てはめてみると、スムーズにワークしなかった。
こういった事態も想定されるので、導入決定前にテスト環境での検証は必須です。
実際に現場でシステムを利用されるエンドユーザーのご意見も、重要な判断材料になります。7.アップデートのスピードを確認する
2019年9月に消費税が8%から10%に変更になったように、今後も消費税の変化や法律の改正が行われる可能性は多分にあります。
そこでシステムの機能を法改正に対応した最新版にアップデートされること。
または最新機能の追加や操作性の向上といったアップデートが、どのくらいの頻度で行われるのかも確認する必要があります。より詳細な情報をご希望される場合は、当社webサイトお問い合わせフォーム、メール、お電話にて
お気軽にお問合せ下さい。当社営業担当より、ご案内をいたします。【関連コラム】
>>「販売管理システムとは~基礎から選定のポイントをご紹介」
>>「正確な収支管理はできていますか?広告や制作に携わる企業様向けの販売管理システムとは」 -
サイネットでは、4媒体・OOH広告が得意な代理店様にピッタリな販売管理システム「ADMAN」をご提供しています。
業界特有の取引構造にマッチしたデータ構造や業界の商習慣を意識したシステムの柔軟性を備えたADMANは広告業界のお客様から高い支持を受けています。
現在のシステムで思うように管理・運用ができないとお考えの方や、これからシステム化を実施するにあたりスモールスタートで始めてみたい方は是非一度、弊社までお気軽にご相談ください。【その他の一問一答】
- 基幹システムなどを統合する方法や、注意すべきポイント、メリット、デメリットはありますか?
- 基幹システム導入・入替にあたり、業務フローや業務の見直しをしています。
コツや勘所があれば教えてください。 - 業務効率化を進めており、システムの導入・入替を考えています。
ADMANではどのようなことが実現できますか? - パッケージ型の販売管理システムを導入するか、ゼロから開発するかの比較で悩んでいます。
どちらが自社に合っていますか? - ERPとは何ですか?ERP導入のメリット・デメリットを教えてください。
- クラウド版の販売管理システムの導入を考えています。
メリット・デメリットを教えてください。 - 月次決算早期化を実現するために、社内システムの見直しをしようと考えています。
注意点を教えてください。 - ADMANは広告代理店向けの案件管理システムだと聞きました。
具体的に何ができるか教えてください。 - 販売管理システムの導入・入替を考えています。
どのような手順で進めていけばよいでしょうか。 - 販売管理システム導入を検討のため比較を行っています。
どのような視点で比較を行えばよいでしょうか。
製品ラインナップLineup
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「ADMAN」
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提供形態はオンプレミスとクラウドの2種から選択可能です。
パッケージそのままでも十分お使いいただけますし、御社独自のカスタマイズを施すことも可能です。 -
「ADMAN 交通広告テンプレート」
交通広告に特化した機能が実装され、交通広告代理店様のよくあるお悩みを解決いたします。 -
「APLEX」
-案件型企業向け販売管理システム
対象業種:イベント、制作、IT、コンサル、リサーチ、WEB制作 -
「flamingo-x」-スタートアップ
企業向け販売管理システム
姉妹製品のADMANとAPLEXをベースに「より簡単」「より早く」「より効率よく」をテーマとして作成した新システムです。 中小企業やスタートアップ企業様の業務効率化をサポートします。 -
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帳票データをCSVまたはPDF形式で「楽楽明細」にアップロードするだけで発行が可能です。 -
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